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図工の題材や教材、指導について、日頃の授業の様子から紹介しています。


by tamamushi

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明和電機ワークショップに参加しました

久しぶりの更新です。お待たせしました。
3月は少々スランプ気味で、春休み中は図工のことを忘れて過ごしていました。
もう新年度ですね。そろそろ頭の中が「カリコリ…」と動いて来たようです。

実は、今日で4回目だったのですが、土曜日の夜に明和電機のワークショップに参加していました。全5回のなかなか濃い内容です。参加している人は、(まだ少しの人しか分かっていませんが)デザインの専門家、ライター、SE、コンピュータのプロダクトデザイナー、建築家、学生など多種多様です。内容は、以前明和電機がNHKテレビの「ようこそ先輩」で行ったようなことをもう少し掘り下げていって、具体的に展開するような感じ。イメージを広げる言葉遊びから発想したナンセンスプロダクトを、結構いい大人が寄って集って楽しみながらプレゼンテーションしていきます。私が属したグループは、家電部門の「明和電工」という架空の会社。「いえテレビ」「トイレ携帯電話」「電灯スリッパ」「電話歯ブラシ」といったヘンチクリンな商品のモックアップを作ってプレゼンテーションをします。

明和電機は、個人的にファンだったので、よく展覧会やコンサートに行っていましたが、図工ということと明和電機が自分の中ではどういう風に関われるのかはっきりしないところがありました。しかし、今回ワークショップに参加して土佐社長の話を聞き、ファンとして関わっているだけでは分からなかった部分を知ることができたと感じています。
例えば、素材へのこだわりです。土佐さんは「ものにエロスを求めている」と言います。ものが自分のイメージにピタッとはまった時にエロスを感じるのだそうです。ですから、イメージをかたちにするとき、単なる表面的な具体化ではなく、ものそのものがイメージを語りかけてくるのもでないとリアリティーは生まれてこない、ということです。
私たちが図工の題材を考えるとき、素材というものをどのように選んでいくか迷いますが、土佐さんの素材をみる眼と共通するものがあるように思いませんか?素材というものには、ある意味、それを使う人や見る人にフェティッシュな感情を喚起するものがあるのかも知れません。素材の持っている質感、肌合い、存在感などにドキドキすることは図工の授業の中では大きな要素であるべきです。
「素材が語りかけてくるものを大切にする」と土佐さんは熱く語っていました。
私は今まで「ものが語りかけてくるもの」を本当に感じながら素材選びをしていただろうか、と自分に問い直すことにしました。
by es36_zuko | 2006-04-09 01:29 | 報告