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図工の題材や教材、指導について、日頃の授業の様子から紹介しています。


by tamamushi

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2008/10/07 (6年生・3年生)

2008/10/07 (6年生・3年生)_d0005186_1419492.jpg1・2時間目は6年生。「Myせんぷうき」が終わり、今日から木彫カガミに入ります。図案を今回と次回の2回で決めて彫り始めますが、この図案を決めるのが大変重要なポイントになります。図案が不適だと長いこの課題を乗り切ることができません。私もいつもとは違って、チェックを厳しくしています。
今日は3つの点に気をつけて図案を描くように指示しました。

1.曖昧な線は使わない。くっきりはっきりした線で描く。
2.できるだけ大きめに描く。(小さかったり細かったりすると彫るのが難しくなる。)
3・意欲の湧くテーマを見つける。



2008/10/07 (6年生・3年生)_d0005186_14332815.jpg3・4時間目は3年生で造形遊びをしました。
画用紙の帯を縦に折って、それをステープラーでつないだり組み合わせたりして背比べをして楽しみます。自分の背や友だちのつくったものと比べっこするので「せいくらべ」と名付けてみました。「自分の身長より高くしてみようか」と、上へ上へと伸びていくような方向性だけを提案しています。
ボール紙の台に柱のように帯を組み合わせていきます。

ここで色々と問題が噴出。子どもたちの持ってきたステープラーの品質がわるいのか握力不足か、ボール紙や重ねた画用紙に針が通りません。「せんせー!!」という助けを呼ぶ声があちらコチラで聞こえてきててんやわんや。学校のステープラーを貸したり、手助けしてとめてあげたりして写真を撮る時間もなくなります。


2008/10/07 (6年生・3年生)_d0005186_14434799.jpgそれでも、ボール紙に柱ができ始めると少し落ち着いてきて、上へ上へと組み立てていきます。

自分の背より、学級担任の背を意識して頑張る人がいたり、天井に届くのを目標にしている人がいたり、で子どもそれぞれの到達点が異なっているのが面白かったです。

今回は、台紙の四隅に柱のように紙を立ててつくり始める人が多かったのですが、子どものつくった帯が細めなために、高くなるほど崩れてきて挫折する人が出てきてしまいました。
崩れかかったタワーを必死に立たせようとあれこれ工夫することで、子どもたちの頭はフル回転で働いている様子がわかります。それだけに崩れてしまって挫折していく子どもの落胆は大きく、こんな時はやむを得ず教師のてこ入れが必要になってきますね。



2008/10/07 (6年生・3年生)_d0005186_14575367.jpgそれでも、なんとかかんとか組み立てて、最後はみんなで並べて鑑賞会をして、写真を撮りました。
必死な工夫と集中で、あっという間に2時間が過ぎてしまった印象です。

反省としては、つくり始めの組み合わせ方を工夫しないといけないのですが、「造形遊び」というくくりの中で、どこまで教師が介入していくのか、その塩梅が難しいと思いました。今回は、途中で崩壊して挫折していく子どもを見かねて、ずいぶん私がアドバイスをして手助けを与えてしまっています。導入を工夫することで、こういうトラブルや困難をクリアできるか、明日のクラスで試してみたいところです。
by es36_zuko | 2008-10-07 14:44 | 今日の授業