図工の題材や教材、指導について、日頃の授業の様子から紹介しています。
by tamamushi
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「カラフルウィンドウ」(2年生 2時間)
墨田区立堤小学校の南さんが考えた題材を、自分流にアレンジしました。オリジナルでは、学校内の窓に行うのですが、今回は体育館の中に180㎝×90㎝の大きな塩ビ板を23枚吊して、内側と外側から遊びます。
塩ビ板は、両側のギャラリーを渡したアルミ線につり下げました。運よく、体育館が改修工事直前だったので、下側をアルミ線で引っ張って釘で留めることができました。これで、塩ビ板はゆらゆらしないで固定できます。
授業前日に、保護用の紙を剥がし、床にしきます。のりが床にこびり付くのをふせぎます。
透明な板がズラーと並ぶとなぜか気分がウキウキしてきました。きっと子どもたちもウキウキしてきて楽しい活動になるに違いありません。
この題材は、吊した塩ビ板に、水で薄めたせんたく糊でお花紙を貼っていくという単純なものです。お花紙は、両側から貼っても良いし、切っても破っても良いです。いちおう、混乱を防ぐために、1班に塩ビ板1枚を割り当てています。高いところを貼るために図工室の箱椅子を寝かせて使って良いことになっています。
お花紙を塩ビ板に置いて、上からハケで糊を塗りつけて貼っていきます。お花紙が糊で濡れると半透明な質感になり、光や重なったお花紙が透けてみえます。塩ビ板の向こうに見える風景を感じながら、また裏から貼り付けた友だちの活動の影響を受けながら造形活動が広がっていきます。ここでは自分や人の領域やまわりの風景を意識した表現が自然に生まれてくるのです。
準備や導入をにかかった時間を抜くと、正味1時間程度。しかし、この1時間は、子どもたちが目を輝かせて積極的に造形していた充実した時間でした。私自身も、久しぶりに幸せな空間にいられた満足感がありました。あっという間の夢のような図工の時間になりました。
窓から入る光に輝く作品。授業の終わった後、子どもたちの残した活動の痕跡は、体育館を異次元空間に変えたような存在感がありました。
塩ビ板は、両側のギャラリーを渡したアルミ線につり下げました。運よく、体育館が改修工事直前だったので、下側をアルミ線で引っ張って釘で留めることができました。これで、塩ビ板はゆらゆらしないで固定できます。
授業前日に、保護用の紙を剥がし、床にしきます。のりが床にこびり付くのをふせぎます。
透明な板がズラーと並ぶとなぜか気分がウキウキしてきました。きっと子どもたちもウキウキしてきて楽しい活動になるに違いありません。
この題材は、吊した塩ビ板に、水で薄めたせんたく糊でお花紙を貼っていくという単純なものです。お花紙は、両側から貼っても良いし、切っても破っても良いです。いちおう、混乱を防ぐために、1班に塩ビ板1枚を割り当てています。高いところを貼るために図工室の箱椅子を寝かせて使って良いことになっています。
お花紙を塩ビ板に置いて、上からハケで糊を塗りつけて貼っていきます。お花紙が糊で濡れると半透明な質感になり、光や重なったお花紙が透けてみえます。塩ビ板の向こうに見える風景を感じながら、また裏から貼り付けた友だちの活動の影響を受けながら造形活動が広がっていきます。ここでは自分や人の領域やまわりの風景を意識した表現が自然に生まれてくるのです。
準備や導入をにかかった時間を抜くと、正味1時間程度。しかし、この1時間は、子どもたちが目を輝かせて積極的に造形していた充実した時間でした。私自身も、久しぶりに幸せな空間にいられた満足感がありました。あっという間の夢のような図工の時間になりました。
窓から入る光に輝く作品。授業の終わった後、子どもたちの残した活動の痕跡は、体育館を異次元空間に変えたような存在感がありました。
by es36_zuko
| 2007-01-23 00:10
| 授業風景