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図工の題材や教材、指導について、日頃の授業の様子から紹介しています。


by tamamushi

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「あなたがつづるこの1点」みうらじゅんさんの文章から

国立西洋美術館のイベントで、「いろいろメガネ あなたがつづるこの1点」という企画がありました。西洋美術館常設展の作品の中から1点選び、自分なりの見方を作文で募集したものです。
その審査員の一員であるみうらじゅんさんの審査講評の文章がとても素敵でしたので、ここで紹介したいと思います。

以下は、国立西洋美術館の「あなたがつづるこの1点」の講評からの引用です。
お書きになったのはイラストレーターのみうらじゅんさんです。

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みうらじゅん(イラストレーターなど)

まま
 そもそも絵というものは、言葉で表現できないので描くものです。
 何かキレイとか、何かスゴイとか、グッとくるとか、ビビッとくるとか、そんな動機で描くものなのです。
 だから絵に真面目とか、不真面目とか、うまいとか、ヘタとか、そんなものは本来ありません。
 見る者が少しでも描いた者の気持ちに同感すればそれでいいのです。
 みなさんの感想には、絵というものはこう見るものだという世間の常識はありませんでした。好き勝手に思ったまま、苦し紛れに見たまま、想像が個人的過ぎて分からぬまま、とにかく“まま”書かれていて楽しかったです。大人になると、“まま”ではいけない風潮がありますが、きっと画家も見たまま、感じたまま描いているに違いありません。
 国立西洋美術館に新しい風が吹き込んでいます。みなさんの“ままパワー”のお陰です。


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この文章にはとても共感しました。日々図工をやっている人たちはおそらく私と同じ気持ちになることでしょう。“まま”という言葉がイイですね。私たちは、この“まま”と同じ気持ちを大切に授業に取り組んでいます。
絵をみるときにも、題材に取り組むときにも、子どもと関わり合うときにも、子どもの“まま”を中心にしていきたいです。

※この文章を掲載するにあたっては、国立西洋美術館の了承をいただきました。
by es36_zuko | 2006-03-15 23:19 | 報告